『はぁ〜ねむねむ』 ちょっと。
あなたが下に敷いてるの、私のショールなんですけど。
『ん?あぁ、昼寝布団として使ってあげてるわよ』 なんすか、その上から目線。
寒いんで返して下さい。
『あんた何枚着込んでるのよ。こちとら素っ裸なのよ。全く、世の素敵なお犬様たちはあたたかい服を着せてもらっているわよ』 天然毛皮着込んでるくせに何を言いますか。
大体子犬の時散々服を嫌がって、どんなに着せても次から次に脱ぎ捨ててたのはどこのどなたですか。
痩せてたあなたに冬は厳しかろうと思って気を遣ったのに…
『可愛い服以外、着る気はなくてよ。私が寒がるのを心配するんなら、そのハロゲンヒーターの向きを変えな』 これだけは絶対に譲りませんぞ。
醜い争いは続く。
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